今、息子は上京先で一人暮らしをしています。
不登校で、ひきこもりだった頃は夕方に起きて夜から動き出す生活でした。
夕方から日帰り温泉に行った時の帰りは、夜遅くになることもありました。
いつも、こたつで猫と一緒に音楽を聴きながら寝ていたね。
朝までこたつで寝てしまうから起こすのに大変だった。
「気分転換に今日は、外食にしない?」
と、いつも誘ってくれたね。
夜中に友達とゲームばかりしていた時は、
「お母さんは、もう寝るから静かにしてよ」
と、言った時もあったね。
猫がおそそうをした時は、
「こっちも汚れてるよ!」
と、教えてくれて助かったよ。
今は居ないから、一人でしないといけない。
こだわりが強かったから、毎日の食事作りは大変だったけれど、
もう終わってしまった。
不登校でひきこもりだった時は、
「本当にどうしよう…これからどうなってしまうの?」
と、不安の連続だったけれど、カウンセリングで教わった通り、
先生役、友達役、姉弟役をやってみたら、どんどん良くなって自分の目標を決めて頑張るようになった。
二人でいる間は本当に楽しかった。
あっという間の期間だったけれど、お母さんと一緒にいてくれて
「ありがとう」
感謝の気持ちでいっぱいだよ!
本当は早くこうなることを望んでいたはずなのに、いざ現実になってみると息子の残像を追っていました。
でも、今は大きく成長した息子をみています。
初めて上京した時は、体調が悪くなり9月に戻って来ました。
二度目の挑戦で上京した時も、大学に一日中いることが難しくて戻って来てしまった。
挫折を繰り返すと、そのまま立ち直れない人が多いけど、
「すごいね!」
と、先生が言ってくださった。
その年の秋に、家族問題が起きて、この時は
「僕はこの家を出る」
と、今までにない決心をしていたね。
新しいマンションでは、
「僕はこの部屋がお気に入りなんだ~」
「僕は、もう帰らないよ」
と、言っていた。
そして、
今も戻って来ていません。
息子はストレスがかかると、私に当たり散らして大変でした。
それが今では、
「今度は何を買おうかな~」
「美味しいお酒を見つけたよ!」
と、一人で楽しみを見つけて、自分の機嫌は自分で取れるようになりました。
メンタルケアでは
「教科書通りの成長ですね」
と言っていただけました。
本当に感謝です。
もし、不登校でひきこもりになって不安だと思っている方がいらしても大丈夫です。
息子のように自分のやりたいことを見つけることができます。
一緒にいるお母さんが、
「友達役、先生役、父親役、きょうだい役」
をぜひ、やってみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。