幼少期に辛い経験をしたり、問題の多い家庭で育ったり、パートナーとの間で深く傷ついたことがある方は多いのではないでしょうか?

これがどう影響するかというと、

本来なら繋がっている、心と身体が二つに分離してしまうのです。

好き・嫌い 良い・悪い 強い・弱い、など。

この状態だとマイナスの感情が出てきて辛くなりますよね。

本来なら、好きも嫌いも、良いも悪いも、強いも弱いもないのです。

また、

自分の特性をそのまま受け入れられないまま育つと、「そういう自分は居てはいけない」と、

自分を守るために、心の奥底(反対側の闇)に閉じ込めてしまいます。

そう、好き嫌い、良い悪いの枠の中です。

そして、闇の部分も自分の一部だということを忘れてしまうのです。

受け入れてもらえた光の部分だけで生きています。

同じ闇を持っている相手を目の前にすると、本来なら自分が持っている、嫌いなところ、見たくない醜いところ、が鏡のように現れてきます。

まさか、自分の中にあるものを見ているとは思いもしませんよね。

自分を受け入れていないので、激しく嫌悪感を抱くのです。

私の家族は世代間の負の連鎖が引き継がれていて、

お互いにネガティブな感情に反応して問題が起こっていました。

それは、お互いの闇の部分(弱い自分、嫌いな自分)を相手を通し映して見ていたのです。

今まで、自分の中の闇の部分も自分の一部だということを知らなかったので乗り越えることができませんでした。

それから、

内観をして自分の内側と向き合う

自分の内側の感情を知る

感情を身体で感じきる

をしてみると。

分離していた心と身体が一つに戻り、相手を見てもネガティブな感情が出てこなくなりました。

自分の中で、光と闇 好きと嫌い 良いと悪い、の両方を受け入れられるようになったので、相手の闇も嫌いなところも

全て心で受け止められるようになったのです。

その結果、今まで嫌だなと思っていた相手の言動が気にならなくなり家族関係も良好になってきました。